睡眠時無呼吸症候群(SAS)
疾患・病気
質の良い睡眠をとれていますか?
●●睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療のご案内●●

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気をご存知でしょうか?
SASは、快適な眠りを妨げるだけでなく、生活習慣病やメタボリックシンドロームとも関連する病気です。
いびきをかく、日頃熟睡感を得られない、起床時に頭痛がある、少し太り気味・・・ お心当たりのある方は、SASである可能性が考えられます。
当院では、専門医が睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療を行なっています。 耳鼻咽喉科外来にてお気軽にご相談ください。
●睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。
気道(空気の通り道)が閉塞してしまうことが大きな要因として挙げられます。 気道を狭くさせる原因はさまざまです。
十分な睡眠時間をとって身体を休ませているつもりでも、無呼吸の状態では脳が起きた状態になってしまうので、質のよい睡眠をとることができません。 その結果、起床時に頭痛が生じたり、日中の眠気や倦怠感が強くなったりします。 睡眠中の「いびき」も、よくみられる症状の1つです。 また、高血圧や脳卒中などの循環器疾患や、糖尿病などの合併症を引き起こすこともあります。

しかし、睡眠中のことですのでご自身では気づきにくいのがこの病気の特徴です。 ご家族やベッドパートナーなどから睡眠中の「無呼吸」や「いびき」を指摘されたような場合、また下記のような症状にお心当たりがある場合は、お早めに受診されることをお勧めします。

●睡眠時無呼吸症候群(SAS)の合併症

睡眠時無呼吸症候群(SAS)はよく氷山にたとえられる事があります。 症状として実感できるものは、「いびき・無呼吸」などしかありませんが、「たかが睡眠中のことだから・・・」と放っておくと、高血圧・心臓病・脳卒中・糖尿病といった生活習慣病を引き起こす危険性が潜んでいます。 また、日中の眠気が原因で、交通事故などの労働災害も引き起こしかねません。
質のよい睡眠がとれないことが原因で、日ごろの生活に様々な影響を及ぼすことに、この病気の怖さの本質があります。
●どんな検査が必要?
■問診 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断は、まず問診で自覚症状や日頃の睡眠状況を伺うことから始まります。睡眠中や日中の気になる症状がありましたら、主治医にご相談ください。
►受診時のPOINT!
睡眠中のことは検査で調べることができますので、日中の気になる症状を具体的にお伝えください。可能であれば、ご家族やベッドパートナーにご同席いただくのもよいでしょう。日頃から飲んでいるお薬などありましたら、問診の際にお知らせください。問診の結果、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる場合には、重症度や原因を判定し、治療方法を決定するための検査が必要です。検査には、大別して2種類の方法があります。患者さまのご自宅でも行なえる簡易的な検査と、入院してより詳細な状態をみるポリソムノグラフィー(PSG)検査の2種類です。
■簡易検査
お休みになる際に、腕時計タイプの機械を装着し、一晩の検査を行ないます。簡単に装着できますので、ご自宅での検査も可能です。指と鼻にセンサーを取り付けますが、痛みはありませんのでご安心ください。 検査結果により、より詳しい検査が必要な場合は、PSG検査を行なう場合もあります。
■PSG検査
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因や重症度を調べる専門的な検査です。睡眠中の呼吸状態を詳しく解析し、その後の治療方法を検討します。簡易検査よりも取り付けるセンサー類は多くなりますが、痛みを伴うものではありません。 川崎協同病院では、一泊二日の入院にて検査を行います。

SASは、快適な眠りを妨げるだけでなく、生活習慣病やメタボリックシンドロームとも関連する病気です。
いびきをかく、日頃熟睡感を得られない、起床時に頭痛がある、少し太り気味・・・ お心当たりのある方は、SASである可能性が考えられます。
当院では、専門医が睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療を行なっています。 耳鼻咽喉科外来にてお気軽にご相談ください。
●睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。
気道(空気の通り道)が閉塞してしまうことが大きな要因として挙げられます。 気道を狭くさせる原因はさまざまです。
十分な睡眠時間をとって身体を休ませているつもりでも、無呼吸の状態では脳が起きた状態になってしまうので、質のよい睡眠をとることができません。 その結果、起床時に頭痛が生じたり、日中の眠気や倦怠感が強くなったりします。 睡眠中の「いびき」も、よくみられる症状の1つです。 また、高血圧や脳卒中などの循環器疾患や、糖尿病などの合併症を引き起こすこともあります。

しかし、睡眠中のことですのでご自身では気づきにくいのがこの病気の特徴です。 ご家族やベッドパートナーなどから睡眠中の「無呼吸」や「いびき」を指摘されたような場合、また下記のような症状にお心当たりがある場合は、お早めに受診されることをお勧めします。
- 睡眠中にいびきをかく
- 昼間の眠気が強い、熟睡感がない
- 起床時の頭痛
- 夜間のトイレの回数が多い
- インポテンツ
- 集中力や記憶力の低下

●睡眠時無呼吸症候群(SAS)の合併症

睡眠時無呼吸症候群(SAS)はよく氷山にたとえられる事があります。 症状として実感できるものは、「いびき・無呼吸」などしかありませんが、「たかが睡眠中のことだから・・・」と放っておくと、高血圧・心臓病・脳卒中・糖尿病といった生活習慣病を引き起こす危険性が潜んでいます。 また、日中の眠気が原因で、交通事故などの労働災害も引き起こしかねません。
質のよい睡眠がとれないことが原因で、日ごろの生活に様々な影響を及ぼすことに、この病気の怖さの本質があります。
●どんな検査が必要?
■問診 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断は、まず問診で自覚症状や日頃の睡眠状況を伺うことから始まります。睡眠中や日中の気になる症状がありましたら、主治医にご相談ください。
►受診時のPOINT!
睡眠中のことは検査で調べることができますので、日中の気になる症状を具体的にお伝えください。可能であれば、ご家族やベッドパートナーにご同席いただくのもよいでしょう。日頃から飲んでいるお薬などありましたら、問診の際にお知らせください。問診の結果、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が疑われる場合には、重症度や原因を判定し、治療方法を決定するための検査が必要です。検査には、大別して2種類の方法があります。患者さまのご自宅でも行なえる簡易的な検査と、入院してより詳細な状態をみるポリソムノグラフィー(PSG)検査の2種類です。
■簡易検査
お休みになる際に、腕時計タイプの機械を装着し、一晩の検査を行ないます。簡単に装着できますので、ご自宅での検査も可能です。指と鼻にセンサーを取り付けますが、痛みはありませんのでご安心ください。 検査結果により、より詳しい検査が必要な場合は、PSG検査を行なう場合もあります。
■PSG検査
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の原因や重症度を調べる専門的な検査です。睡眠中の呼吸状態を詳しく解析し、その後の治療方法を検討します。簡易検査よりも取り付けるセンサー類は多くなりますが、痛みを伴うものではありません。 川崎協同病院では、一泊二日の入院にて検査を行います。
