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広島土砂災害支援に職員を派遣しました

災害支援
 8月20日に広島北部を1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り広範囲に土石流が発生し、人や家をのみこみ73名を超える方が亡くなりました。現在も1名の行方不明者の捜索が懸命に取り組まれています。
 広島共立病院では早々に対策本部が設置され、全日本民主医療機関連合会は現地災害本部と相談し全国各都道府県の民医連に支援要請をおこないました。
 当院はそれを受け8月27日から31日まで医局事務室の職員1名を現地に派遣しました。広島共立病院には全国から支援が集まり、被災地に支援活動に入りました。
 8月27日は広島市安佐南区緑井8丁目のお宅の庭から泥だし作業をおこないました。すぐ隣では消防などによる行方不明者の捜索がおこなわれていました。



 8月28日から31日までは広島市安佐南区八木8丁目に入りましたが、そこはテレビで報道されているような支援が何も入っていないところでした。28日と29日は腰まで泥につかったお宅の1階から泥だし作業をおこない、30日と31日は泥の入った土嚢や木、瓦礫の運び出しをおこないました。











 現地には手つかずの大量の泥、岩、木、瓦礫などがあり、派遣された職員のおこなったことは、ほんのささやかなことに過ぎないかもしれませんが、被災されたお宅の家主さんから「ひとりで泥だしをしていて滅入っていたが、みなさんが来てくれて元気が出た」との声をいただきました。
 当院では引き続き募金活動などに取り組んでいます。