当院外科では、2020年4月より常勤医4名体制(+昭和大学非常勤1名)となり、食道癌・胃癌・大腸癌・肝胆膵の癌、乳癌などの治療において、手術だけでなく、再検査や治療のご相談にも常時対応しております。
最新の手術機器を導入し、消化器手術は全て腹腔鏡手術が第一選択となっており、乳癌に対しては乳房温存手術などの低侵襲手術を積極的に取り入れています。癌治療では術前・術後化学療法(抗がん剤)、術後フォローアップ、緩和治療も責任をもって行います。
当院の患者様には、高齢者が多く、術後や退院後の機能低下に対して、退院後でも再度入院リハビリ・栄養管理を行い、自宅にお返しするといった取り組みを、チーム(リハビリ・NST・嚥下チーム)で行っております。
外科治療において『手術は、人生の通過点の一つ』と考えております。元気になる人もいれば、機能低下や再発で悩まされる患者様もいるなかで、患者様・ご家族それぞれの『考え・想い』に寄り添い、出来る限り機能低下を起こさない安全で低侵襲な治療を行うことで、患者様・ご家族の手助けをさせて頂きたいと思っております。
各種悪性腫瘍手術のほか、血液浄化を行うための内シャント手術や腹膜透析カテーテルの手術、下肢静脈瘤の手術、甲状腺の手術、胆石・胆嚢炎、ヘルニア(脱腸)、痔核、急性虫垂炎(盲腸)、消化管穿孔・腸閉塞・大腸憩室炎などの緊急手術、粉瘤や疣贅などの皮膚の手術にも対応しています。
また、外傷や熱傷(やけど)の処置では、痛みが少なく早くきれいにきずが治るように、消毒を行わず適切な湿潤環境を保って治癒を促す治療を行っています。
http://www.wound-treatment.jp/dr/map/kanagawa/dr/data.htm http://www.wound-treatment.jp/dr/map/kanagawa/burn/data.htm