整形外科は、骨、軟骨、筋、靭帯、神経など運動器を構成する組織の疾病や外傷を扱い、対象部位が広範囲で患者さんの年齢層も広いです。当院の掲げる急性期医療から在宅復帰までシームレスな地域包括医療を実践するために、私達は地域の基幹病院、大学病院、理学療法を行う施設、整形外科クリニックと連携をとりながら「地域の一員として地域にやさしい整形外科」を目標に診療に取り組んでいます。
転倒、転落、労災、交通事故、スポーツ活動に伴うけがをした時、首や腰、膝や股関節などの関節の痛み、うでやあしのしびれを感じたら、まずは外来受診することをお薦めします。
外来診療では患者さんとの会話を大切に、個々の患者さんに生じている問題を把握し、迅速で効率的な検査を行い、解決方法を患者さん、ご家族、関係者と一緒に考え、適切な提案をしていきたいと考えています。「来てよかった、待ったかいがあった。」と思ってもらえる外来を目指します。
手術治療は2022年4月から非常勤医師で再開し、2023年4月からは常勤医師2名および非常勤医師で行っています。常に手術治療のメリット、デメリットを勘案し、適切で低侵襲な手術を心がけています。
高齢者で問題となる大腿骨近位部骨折に対する人工骨頭挿入術や骨折観血的手術、四肢外傷に対する手術、脊椎圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術(BKP)、脊椎・脊髄疾患に対する内視鏡技術認定医による内視鏡手術、変形性膝関節症や股関節症に対する人工関節置換術を中心に手術治療を拡大していきたいと考えております。
骨軟部腫瘍に対しては、当院で安全な治療が可能と判断した良性骨軟部腫瘍、転移性骨腫瘍に対して手術治療を行います。
開放骨折、多発骨折、脊髄損傷などの高エネルギー外傷、小児先天性疾患、悪性骨軟部腫瘍など専門施設での治療が適切な場合には、地域連携室を介して当該施設に紹介します。
など
わが国では75歳以上の高齢者が2000万人以上、100歳以上が9万2000人以上と超高齢者社会を迎え、骨粗鬆症の患者も1300万人以上といわれています(日本骨粗鬆症学会より)。骨粗鬆症の患者さんは脊椎圧迫骨折、大腿骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折など、次々と骨折を繰り返すドミノ骨折をきたすため、私達は内服や注射薬による治療を積極的に行い、多職種、多施設と連携して二次骨折予防に努めています。若い人から高齢者まで、地域の皆様が「好きなことができる」、充実した生活を送れることを切に願っています。
井形 聡
(いかた そう)
部長
学歴
1996年 東邦大学卒
所属学会
日本整形外科学会
資格・認定医・公職等
日本整形外科学会整形外科専門医 日本整形外科学会認定リウマチ医 日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医 日本医師会認定産業医
佐藤 純基
(さとう じゅんき)
科長
学歴
2016年 金沢医科大学卒
所属学会
日本整形外科学会 日本人工関節学会
資格・認定医・公職等
日本整形外科学会整形外科専門医
堀内 静夫
(ほりうち しずお)
川崎医療生活協同組合顧問
学歴
1972年 横浜市立大学卒
所属学会
日本整形外科学会 日本リウマチ学会
資格・認定医・公職等
日本整形外科学会専門医 リウマチ登録医
原 弘明
(はら ひろあき)
川崎医療生活協同組合顧問
学歴
1976年 横浜市立大学卒
所属学会
日本整形外科学会 日本リウマチ学会 日本関節病学会
資格・認定医・公職等
日本整形外科学会認定医 脊椎脊髄病認定医 運動器リハビリテーション認定医 スポーツ医 日本医師会認定産業医 日本リウマチ財団認定医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
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午前 | 一般 | 原弘明 魚住芳史 |
井形聡 |
堀内静夫 福武勝典 |
原弘明 渡邉健一 石垣洸征 |
堀内静夫 中村一将 |
- |
午後 | 一般 | 魚住芳史 |
佐藤純基 |
- | 石垣洸征 | 中村一将 | - |
診療受付:
午前(月曜日〜金曜日)8:30〜11:30
午後(月曜日・木曜日・金曜日)12:30〜16:30 ※火曜日午後・水曜日午後の一般外来は休診となります。
休診:土曜日・日曜日・祝日
医師体制は変更になる場合があります。
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サイト
川崎医療生活
協同組合
川崎医療生活協同組合協同ふじさきクリニック